「朝6時発、23時着」のエンジニアが、不動産投資(1R投資)にチャレンジした話
どーも、ちょりんだです。
IT業界で十数年、エンジニアとしてキャリアを積んできました。年収は上がりましたが、それと引き換えに現在の私の稼働状況はかなりの高負荷になっています。
自分の「可用性」に対する疑問
平日のスケジュールは、朝6時に家を出て、夜23時に帰宅するのが基本です。 やりがいのあるプロジェクト、途切れないSlack、そして責任の重圧。ふと自分の心拍数を確認したとき、一つの素朴な疑問が浮かびました。
「この生活をずっと続けるのは、少し無理があるかもしれないな」
自分のリソースだけに頼り続ける今のモデルは、長期的な持続可能性という面で少し不安が残ります。万が一の際に家族への影響が大きくなるこの状況は、エンジニア的な視点で見れば「単一障害点(SPOF)」を抱えているようなもの。これを放置せず、少しずつリスクを分散させていくことが、将来に向けた大切な「リファクタリング」だと考えるようになりました。
1Rマンション投資という「バックグラウンド・プロセス」
この依存構造を見直すため、昨年、私は「人生の冗長化」として不動産投資にチャレンジしました。
具体的には、都心の好立地・築浅1Rマンションを合計3戸購入しました。自分が働いている間も、あるいは寝ている間も、バックグラウンドで稼働し続けてくれるアセットを持つという選択です。
なぜ「1R投資」というスタックを選んだのか
- 運用コストの最小化:ファミリー向け物件に比べ、1Rは入退去のサイクルが読みやすく、管理の手間(メンテナンス・コスト)を低く抑えられます。
- 立地(SLA)の優先:資産価値の源泉は立地です。都心の駅近に絞ることで、空室リスクという「ダウンタイム」を最小化する設計にしました。
- 損益通算という最適化:単に収益を上げるだけでなく、給与所得という巨大なメインプロセスに対して、税務上の最適化パッチを当てることも目的の一つでした。
確定申告による「キャッシュフローのリファクタリング」
先日、この新しい「システム」を導入して初めての確定申告を終えました。
結果として、約200万円の税金が還付される見込みとなりました。
これは単なるラッキーな臨時収入ではありません。高負荷な労働で支払ってきた対価の一部が、正当な手続き(コミット)を経て手元に戻ってきたことを意味します。額面年収という「入力値」は変えずとも、可処分所得という「スループット」を向上させることができたのです。
人生というシステムのエネルギー効率を改善する。これも一つのエンジニアリングだと考えています。
ロードマップの更新
私たちは技術の仕様書を読み解くのは得意ですが、自分たちの生活に直結する「税制」や「社会の仕組み」という仕様書は、つい読み飛ばしてしまいがちです。
私自身、そこを疎かにしていたことを反省し、これからは少しずつ「仕様」を理解し、最適化していこうと決めています。
今後は、この不動産という「安定した低速サーバー」の運用ログも、このブログで共有していければと思います。
リファクタリングに終わりはありません。少しずつ、より良い人生のコードへ。